しっかり安全試験されています。マストアイテム「ヘルメット」!!_00

しっかり安全試験されています。マストアイテム「ヘルメット」!!

2017.04.07

さまざまな事故が起きる可能性のある建設現場で、頭を保護し、リスクを軽減するのに役立つヘルメット。建設現場では着用が義務付けられていますが、いろんなタイプがあり、それぞれに特徴や機能が違い、長所、短所があります。ここでは、ヘルメットのバリエーションや検査方法などについてご紹介します。

 

バリエーション豊富なヘルメット


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一口にヘルメットといっても、用途、素材、機能、特徴などさまざまです。シンプルなデザインでスタンダードな形の「つば無しヘルメット」は、ひさしが無いので視野が広がり、周辺の状況の確認もしやすいです。コンパクトなデザインで、体がギリギリの狭い場所に入る際の隙間への引っかかりを防ぎます。

 

「前方ひさし有タイプ」は、前方のひさしが日差しを遮る形のものです。シンプルなものから、斬新なデザインのカク型、ひさし部分の色が本体と異なるオシャレなものなどデザインが豊富で選択枝も多く、さまざまな機能を備えたものが多いです。

 

「全周つば付タイプ」は、全周にわたる広いつばが、全方面からの落下物や転倒時の衝撃を緩和し、雨水や日差しも遮ります。「シールド内臓タイプ」は、保護面をヘルメットの中に収納可能。収納すれば、通常のヘルメットとしても使えます。「クリアバイザータイプ」は、透明なバイザーを使用しているため、上方へ視界が遮られずに済みます。

 

そのほか、アメリカで人気のデザインをもとにした「アメリカンタイプ」もスタンダードな形の一つで、デザインも幅広く、カラーも豊富です。素材は経年劣化しにくく耐久性にも優れたFRP製、衝撃に強く、電気絶縁性にも優れたポリカーネート樹脂製、軽量で耐薬品性があるポリプロピレン製、安価で加工性に優れたABS製、軽量耐有機溶剤性に優れたポリエチレン製などがあります。

 

 

ステッカーやオリジナルタイプで個性を表現


数多くのタイプの中から自分に合ったものを探すことができますが、最近は自分だけのオリジナルヘルメットを持つ人も増えています。ヘルメットで個性を表現することで、印象が向上し、仕事に取り組む姿勢にも好影響を与えることでしょう。

 

ヘルメットに貼るステッカーは、既存のもので、氏名を書くものから、注意を喚起するもの、安全を呼びかけるもの、自分のもっている資格を表示するものなどがありますが、オリジナルステッカーを製作する業者もあります。オリジナルのステッカーを貼ると他にはないヘルメットを演出できます。

 

また、ヘルメット自体をオリジナルで製作する業者もあり、自分でデザインしたヘルメットを作ることができます。この場合、会社のマークやロゴ、社名などを表示することも可能で、希望の幅でラインも入れられます。全体のデザインは、まず、多様なタイプのヘルメットの中からイメージに合いそうなものを選び、イメージやラフデザインを業者に伝えて、オリジナルのヘルメットを作ってもらいます。1個から製作する業者もありますので、誰でも依頼できます。

 

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安全第一。2つの試験で品質は保証されています


ヘルメットは安全性能が第一。念入りな検査が行われ、安全性能が保証された上で使用されるようになっています。労働安全衛生法の規定に基づいた規格に適合していなければなりません。検定基準があり、「耐貫通性試験」「衝撃吸収性試験」の2つの試験をクリアすることが必要です。

 

「衝撃吸収性試験」では、まず、飛来・落下物に対応した試験として、5kg、半径48mmの鋼製ストライカーを1mの高さからヘルメットの頂頭部に落下させます。それから転倒・転落時の試験として、5kg、半径63.5mmの鋼製ストライカーを1mの高さからヘルメットの頂頭部よび後頭部に落下させます。

 

「耐貫通性試験」では、飛来・落下物に対応した試験として、3kg、先端角度60度の鋼製円すい形ストライカーを人頭模型に被せたヘルメットの頂頭部に落下させます。転倒・転落時の試験としては、ヘルメットを試験用ジグの頂部リングに落下点がヘルメットの前頭部、後頭部両側頭部になるように被せて、1.8kgの鋼製円すい形ストライカーを600mmの高さから落下させます。

 

それぞれの試験には、クリアする性能が数値で定められており、その基準に基づいてヘルメットが製造されています。

 


大手メーカー「ミドリ安全」には、こんなタイプがあります


ヘルメットを製造・販売している『ミドリ安全株式会社』は、建設現場の数多くのケースの分析や過去の事故事例などの研究を行った上でヘルメットを開発しているので、その安全性能には定評があります。ミドリ安全は作業する場所や用途に合わせて多種多様なタイプのヘルメットを販売しており、ヘルメットを選ぶ際に便利です。

 

「高所作業用ヘルメット」は、高所作業時の墜落による危険を防止、軽減するように工夫。「電気作業用ヘルメット」は、充電部に触れた際に感電から頭部を守る仕組みを取り入れています。また、物体の飛来や落下の防止がある作業向けの「飛来・落下物用ヘルメット」、高熱のものを扱う職場向けに熱に強いFRP素材で作った「熱職場用ヘルメット」、転倒時でも脱げにくい脱落防止機能を搭載した「防災用ヘルメット」などもあります。

 

それから軽作業に最適なワーキングキャップや、布帽子に入る頭部保護用インナーキャップといった、頭の擦り傷や軽いけがなどを防止するために使える軽作業向けのツールも販売しています。また、ミドリ安全でヘルメットを選ぶ際には、用途以外にも、形状や材質からも探すことができます。

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