人気の今だから取っておきたい資格、『DIYアドバイザー』!!_00

人気の今だから取っておきたい資格、『DIYアドバイザー』!!

2017.05.15

自宅のインテリアを自分好みにしたい、なるべくお金をかけずに自分でDIYしたいという人が増えている昨今、特に女性の間でDIY熱が高まっているようです。不動産・賃貸情報サイトでは、賃貸物件の検索の上でのこだわり条件の中に、「DIY可」などという文言も見られます。

そんな中、注目されているのが『DIYアドバイザー』という資格です。「DIY」とは「Do It Yourself」の略で、「自分自身で行う」という意味があるのですが、その「アドバイザー」となると、「素直」とはかけ離れた思考回路の持ち主である筆者は「ん?」と。「自分自身で行うのに、アドバイザー?」的な違和感を憶えてしまったというのも事実。

それでも「きっとその保持者が必要な理由があるはずであろう」という期待を胸に、DIYアドバイザーとはどんな資格なのか学びました。では、以下に紹介していきましょう。



『DIYer』なる人たちも!!


テレビ番組などでは、人気のタレントやモデルさんが、DIYの工夫によって部屋などを様変わりさせるコーナーが好評のようです。ちまたでは、自分の住居の手入れや改修などを自分で行う人たちのことを「DIYer」と呼ぶようになっていて、中にはカリスマDIYerなる人達まで注目を集めている状況。

「DIYer」……。果たして、これどう読むの? 「ディヤー? ダイヤー? ディーアイワイヤー?」。言葉自体は知っていましたが、読みに関しては筆者周辺の人々も「フワ」っとした認識だったので調べてみたところ、“日本語での”明確なものは分からず。そこで「英語の辞書サイト」(日本的に言うなら「英英辞書」)に、藁をも掴む想いで訪ねてみたら、教えてくれました。

添えられていた音声再生ボタンをクリックすると、男性の声で「ディアワヤッ」。最初は「は?」でしたが、しっかり聞くと「ディアイワイヤー」と言っています。少なくとも海外ではディーアイワイヤーが通例のようです。

 

DIYアドバイザーとは


さて、DIYアドバイザーとは、「DIYを行う人たちに対して、正しい知識を元に指導や相談に乗ったり、快適な生活空間を作るお手伝いをする」という人に、公式に与えられた資格です。

ただし、DIYと言っても、リビングの棚作りや壁紙の張り替え、椅子の修繕、床貼りなど多岐に渡ります。使用する材料(素材)や道具によって出来上がりが変わってくることからも、幅広い知識が求められると言います。

ホームセンターなどで材料や道具を購入する際に、どれを選んでいいのか分からないという人もいるかと思いますが、そんな人たちに対して作りたいものに適した材料・適切な道具の選び方から道具の使い方、実際の作り方まで的確にアドバイスできる資質が必要なんだとか。

一般的にはホームセンターでの就職に有利とされていて、他にも住宅関連メーカーや百貨店などでも活躍の場があります。また、カルチャースクールや講習会などでの講師の仕事もあるようです。相談者の要望を汲み取り、適切な指導・提言をするアドバイザーなので、きめ細やかな対応が必要とされ、女性の活躍が期待される分野と見る向きもあります。

そして、DIYアドバイザーは安全確保の観点からも適切な指導力が求められます。間違った道具の使い方によって怪我をしたり、改修が原因で水漏れしたりなどのトラブルを未然に防ぐ指導を行います。さらにガスや電気の工事などは、有資格者以外には行えない工程なので、法規制の指導や対応も必要です。

特に最後の件は、筆者としても「なるほど」といったところ。「アドバイザーがいたら、もはやDIYじゃ……」という当初の疑問は、ここで完全に打ち消されました。

sus0515_3

“DIY協会”が年に一度、試験を主催してくれる!?


「DIYアドバイザー資格試験」は、『一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会』(以下DIY協会)が年に一度主催する試験です。一見、受験者を“突き放して扱いそう”な協会名に聞こえるかもしれませんが、会場も試験問題などもしっかりと準備されているのでご安心を(笑)。

そしてこの『DIYアドバイザー資格試験制度』侮るなかれ、1983年(昭和58年)に発足し、累計資格取得者はおよそ2万名となるそうです。最近の盛り上がりなどは関係なく、存在していたのです。

受験資格は試験が実施される年度の4月1日の時点で年齢が満18歳以上であること。試験は1次試験の学科と2次試験の実技・面接で構成されており、1次は東京・大阪・札幌・仙台・名古屋・福岡の6カ所、2次は東京・大阪・札幌の3カ所です。申し込み方法はDIY協会から「受験の手引き・願書」を取り寄せて、願書の提出と同封の郵便振替用紙にて受験料の振り込みを行います。

学科試験は「住宅及び住宅設備機器に関する基礎知識」「DIYの方法に関する知識」「DIY用品に関する知識」「DIYの関連法規に関する知識」「他DIYに関する基礎知識」などを含む5つの分野から幅広く出題され、選択式と記述式があります。2次試験は実際に実技製作を行い、相談者に対して的確なアドバイスができるかが審査されます。

平成28年度には1,772名が受験し、1次試験合格率は45.7%、2次試験合格率は61.0%、最終合格者は33.0%という結果でした。平成27年度も最終合格率31.9%と、平均30%程度の人が合格している資格試験です。2次試験に不合格だった人は、翌年度と翌々年度の2年間は1次試験が免除されるので、じっくりと2次試験対策ができます。

最終合格者はDIY協会に登録される(要登録料)ことで、DIYアドバイサー認定証が交付されます。資格認定有効期間は5年間で、希望すれば更新することも可能です(要登録料)。

 

sus0515_4

試験対策こそ「ガチDIY」かと思いきや!?


DIYアドバイザーを独学で受験しようと考えている人は、DIY協会が発行している「DIYアドバイザーハンドブック」と「DIYアドバイザーハンドブック実技編」をおすすめします。

実際の試験はこれらのハンドブックから幅広く出題されることになるので、試験対策には欠かせない2冊でしょう。また、過去問題や練習問題を何度も繰り返して勉強することで合格がグッと近づきます。自分でしっかりと計画を立てて勉強ができる人は独学でも合格できる資格です。

一方、1人で勉強するのはやっぱり不安だという人にはなんと、通信講座もあります。“突き放す”どころかDIY協会が監修を担い、『学校法人産業能率大学』が主催している試験対策には打って付けの通信講座です。

DIYアドバイザー試験対策コース」の教材にはテキスト・問題集・DVDが含まれていて、試験に合格するためのポイントを押さえた作りになっているので、短期間で効率的に勉強したい人にはおすすめ。

こちら、レポート作成や添削課題をこなすだけでなく、分からないことは問い合わせることもできるので、大変心強いのです。また、通学と違い自宅や移動時間など自分のペースで勉強できるので、仕事をしている人でも取り組みやすい勉強方法でしょう。

さらにDIY協会が実施している研修講座を利用するのもいいでしょう。普段は独学で勉強している人も、この研修に参加することでより理解を深めることができるはずです。

DIYアドバイザーの資格は自分の好きなことや得意分野を生かして仕事をするのに役立ちます。特にホームセンターなどでは実際にDIYをしたい人のお手伝いができるため、やりがいを感じられるでしょう。

これからますますDIYに関心を持つ人が増えると考えられているので、このDIYアドバイザーを手にすれば、活躍の幅が広がっていくと見込まれます。

おすすめ記事(PR)

【プラスバイプラスの「シゴトのこだわり」】経営革新・利益拡大・人材確保、全ては「人を大切にすること」から始まる_00

【プラスバイプラスの「シゴトのこだわり」】経営革新・利益拡大・人材確保、全ては「人を大切にすること」から始まる

【職種 CADソフト販売・サポート・コンサルティング】建設業界またはそれに関連するシゴトに就く人々に、面白さ、魅力、働いてみて大変だったことなどをインタビュー。「リアル」に迫ります!! −vol.12 株式会社プラスバイプラス−

2017.12.08

特集

安い・簡単・高クオリティと噂のCADツールに敏腕編集部員のこのオレがフリーハンドで対決を挑んでみた_00

安い・簡単・高クオリティと噂のCADツールに敏腕編集部員のこのオレがフリーハンドで対決を挑んでみた

今回、素人でも使えてWEBで簡単に住宅のCAD設計ができるツールがあると聞き、「そんなもんより俺の方が上手く書けるし」と思ったサスマガ編集部員が、フリーハンドで速さ、綺麗さ勝負を挑んでみました。

2017.11.27

ワイルドな働き方すぎて、匂いケア忘れてませんか?_00

ワイルドな働き方すぎて、匂いケア忘れてませんか?

「仕事なんだから男なら、匂いとか、細かいことは気にしない」なんて、ワイルドすぎる働き方をしてませんか? ただ、何かにつけて「ハラスメント」になってしまう世の中なので、これは是非とも気をつけたいところ。そこで今回は、匂い対策を紹介します。

2017.04.12

ランキング

「格闘家」だけを雇用する会社『(株)逸鉄』が「建設業×格闘技」で日本人職人の育成を目指す【趣味・スポーツ × 建設業】_00

「格闘家」だけを雇用する会社『(株)逸鉄』が「建設業×格闘技」で日本人職人の育成を目指す【趣味・スポーツ × 建設業】

格闘家を従業員として雇用する工務店『(株)逸鉄』。従業員5名は全員が「ブラジリアン柔術」と呼ばれる、寝技を主とした、組み技系の格闘技に取り組んでいる。同社はなぜ、格闘家ばかりを雇い入れたのか?

2017.06.26

【現場1日体験vol.1】道路舗装に1日密着したら、そこには「男たちのカッコイイ仕事」があった。_00

【現場1日体験vol.1】道路舗装に1日密着したら、そこには「男たちのカッコイイ仕事」があった。

建築・土木・大工・左官など29種類の建設業界に存在するさまざまな業種の仕事を1日体験し、その仕事内容や様子を伝えていきます。

2017.02.01